本腰を入れて転職活動を始めて2か月、どうにか次の転職先が決まった。
コロナで求人も減っているような状況でどうなるかと思い、
実際に書類選考でボコボコ落とされて一時は人生終了するかと思ったが、
最終的には知り合い経由も含めて良いお話を複数頂くことができた。
本当にありがたいことだと思う。
まだどこに行くか悩ましいところではあるが、お世話になろうとしている会社はいずれは行きたいと思っていた業界で、しかも海外関連のポジション。
待遇も現職よりも大幅に上がり、役職までつき、結果としてキャリアアップしてしまった。
人生万事塞翁が馬とは言うが、本当に物事はどう転ぶかわからないものだ。
とはいえ今回の転職活動は苦労した。時間の期限があったのもあるが、
いわゆる「35歳の壁」というのか、前回の時よりも明らかに紹介されるポジションや年収が上がった分、求められる能力や経験も格段に上がっている印象だった。
振り返ると、とりあえずも含めて応募した会社は20社~25社、実際に面接に進めたのは6社、一次面接に通ったのが3社、最終的にオファーを頂けたのは2社、最終面接辞退1社といった状況だ。
とにかく求人票に記載の要件には該当しているのに、書類落ちという状況が続き本当にきつかった。
一番きつかったのは、一次面接を受けた会社からのFB。転職回数云々という。
それぞれの理由は説明したし、だったら面接呼ぶなや…という。
レベル感が違いすぎるけれど、下記ウェルスナビの柴山さんの転職活動時代の気持ちがすごくよくわかる日々だった。
自分も本当に拾ってもらった…という気持ちだ。
書類選考や面接で落ち続けると、自分は世の中で必要とされていないのではないか、と感じるようになってきます。卒業後、3カ月経っても仕事がなく、財布を別々にしているアメリカ人の妻と合わせても預金残高が10万円を切るところまで減りました。
今回の転職活動で学んだこと。
・転職エージェント頼みにしない。エージェントが紹介してくる案件以外もどんどん自分で探して、興味があればガンガン応募していくべき。最終的にオファーをもらった企業はいずれも自分で探してきて応募した会社だった。
・やはり切羽詰まってから、「現職に留まる」or「ほかに手堅い転職先がある」という選択肢がない状態で転職活動するのはNG。今回現職に残る選択も無くはなかったが…。
・「転職の35歳の壁」というのは確かに存在する。自身の武器を明確に持っていないと厳しい戦いになる。自身の場合は2回の駐在を通じた現地マーケットの知見、英語と第二言語での実務能力、特定業界での実務経験という3点を武器にどうにか戦えた。逆にこれらが通じない業界では正直ほぼ書類も通らなかった。
もしも40歳でまた同じライン上で仕事を探すとなったら、現地法人の社長を経験し成果を上げたとかいうレベルの経験が求められるのだろう…。
・とはいえ待遇を大幅に下げてもOKであればまだまだ未経験への挑戦も可能。オファーも出る。サラリーマンとしての仕事に倦んできている人は下記のようなサイトで一次産業や職人、地方移住の道を考えてみてもいいだろう。30代であればまだまだ若手とされる職場も多く、ビジネスマンとして培ってきたマーケティングや販路開拓、商品開発といった経験はとても歓迎される。というかされた。
いずれにしても、サラリーマンというのは所詮雇われ人、会社に人生を振り回されてしまうことがあるのだと痛切に学ばされた。
たった1年前に下記のような記事をかいて、順風満帆であったのに、こんな状況である。
正直会社に対して思うところはある。だがもう終わったことだ。
まあ次のオファーをもらった時点で9割方どうでも良くなってしまったのも事実なのだがwww
繰り返しになるが、人生万事塞翁が馬。
結果的に満足するステップが見つかったとはいえ、入社してからが本番だ。
気持ちを引き締めていかなければならない。