転職失敗→半年で会社辞めた31歳ダメ人間の徒然。

某大手IT企業を8ヶ月で辞めて無職になった男に明日はあるのか。

辞めてから丸2年前たった。

あれから2年。長かったような短かったような。

 

あれから色々と苦しんだけど、今はとても楽しく働けていると思う。

海外赴任も実現し、結婚もした。

やはり自分が努力して身につけたスキルを活かしながら働けるのはとてもやりがいがある。

会社からもそれなりに評されている、と思う。

 

仕事で感じる心身の負担は半分以下になっているのに、社員としての待遇は大きく上がっている。

 

誰かと競争しなくても明らかに差別化される、評価される場所に身を置くことは本当に大事だと痛感する。

戦いを略す。まさに戦略だろう。

前の転職の時にはこの考え方が無さすぎた。

 

余人を以って替え難し。その場所で、そういう存在に自分がなれるか。

 

 

あの時あの会社を半年で辞めたことはあれで良かったと思う。むしろもっと早い段階で辞めるべきだった。試用期間が終わった段階で。いや、初日で強烈な違和感を感じた時点で辞めるべきだっただったのかもしれない。

 

あるいはあそこまでやったなら1年続けても良かったのかもしれない。中途半端が一番よくない。よくなかった。

 

あの時あの精神状態では仕方なかったのかもしれないが。

心が弱っている状態では決断を下す能力が著しく毀損する、ということも痛感した。

 

短期で離職すること、無意味に職歴を重ねることはあまりよくは捉えられない。

個人的には個々人に事情があるんだからしょーがねーだろと思うが、社会がそういう風に回っているんだから仕方がない。

 

1回目の転職活動の時よりも2回目の方が明らかに求人のレベルが下がっている傾向があった。

だからこそ、今後は上記のような戦略を持っているべき場所を選ばなければならない。

 

もちろん、会社の格と働きやすさが比例するとは限らないが。

私の場合は会社の規模が小さいほど居心地は良いと感じる傾向があるようだ。

1社目は1000人、2社目は1万人超、今の会社は50人ほど。

今の会社が一番フィットしている気がする。

 

 

人間、楽しく豊かに生きていくためには常に複数の選択肢を持っていなければならないと思う。

仕事でも、人間関係でも。

背水の陣でうまくいくケースはむしろ少ないだろう。

 

まだまだ社会人としての人生は中盤に差し掛かったくらいだろうか。

色々な意味で手痛い経験だったが、失敗からこそ学ぶものは多い。いや、多くを学ばなければならない。