少々前の記事だけど、すごくいい。
就職活動のときは「いい大学からいい会社に入る」という世界で生きていました。でも、そうでない世界にもすごい人はたくさんいて、自分の世界が狭かったことを教えてくれました。
これは私も新卒で入った大企業を退職し、色々模索をする中で思った。
当時の自分には想像もできなかったような働き方があり、仕事がある。
タイトルで取り上げた言葉も今なら理解できる。
学生の頃なら、並みのプロサッカー選手よりも総合商社の方が給料も高いし、そちらの方が安泰なのでは?と思ったことだろう。
でも今ならわかる。
「変わった経歴」を作り上げていくことで、徐々にそれ自体が価値になっていく。
東大卒の商社マンは数多いるだろうが、東大卒のプロサッカー選手は史上2人だけ。
その事自体が人々の興味を引く。
日本人の傭兵としてミャンマーやアフガンで戦った高部正樹さんなどもそうだろう。
プライベート・ミリタリー・カンパニーなどの凄まじい高級のイメージと異なり、傭兵時代は給料が安く、引退したときは全く貯金もないような状態だったらしいが、今は当時の経験を元に多くの書籍を出版されており、経済的な観点のみで見ても、相応の収入を得られているのではないだろうか。
人と違うこと、「ずれたこと」をすることは怖くもある。
特にキャリアは場合によっては取り返しが効かなくなることもある。
しかしそれを振り切って、「失敗した」と思ったキャリアも、自分の中で意味づけをし、振り切っていくことで、自分にとっても、他の誰かにとってすら意味のあるものになっていくのかもしれない。