転職失敗→半年で会社辞めた31歳ダメ人間の徒然。

某大手IT企業を8ヶ月で辞めて無職になった男に明日はあるのか。

自分で商売をやるときに考えること。

前職は残念ながら自分にはどうしても合わなかったが、

特に若手に優秀な方々がいて、色々と話をできたのは良かった。

 

起業を目標にしていたり、実際にすでに経験があったり、

(会社的にはNGだけど)副業として商売を回している人も何人かいた。

 

その中でも飛び抜けていたのがY君。

僕よりも3つ年下の28歳だったが、学生時代に東南アジアで起業して、

年商で数百万円の商売を興したのを皮切りに、複数回の起業に挑戦。

 

現在も仕事で優秀な実績を維持しながら、

将来経営者になる目標に向けて傍らで複数のビジネスを回しており、

副業で給料の3倍ぐらいの収入を得ている。

 

僕自身が近い分野でウェブサービスをやっていたこともあり気があって、

ちょこちょこ飯に行く中で、彼に商売を立ち上げるコツを聞いた。曰く、

 

①伸びている市場でやること。

②競合が弱い市場でやること。

 

これは僕自身が中国関連のウェブサービスを立ち上げた経験からも、非常に納得の行くものだった。

立ち上げる前に市場調査を行った所、すでに40社ほど同じサービスを展開している会社があった。

 

その時点で諦めそうになったが、実際に中身をよく見てみると、

きちんと運営されていて、なおかつイケてると思えたのは、

そのうちの4社〜5社しか無かった。

 

今後日本の中で中国のプレゼンスが高まっていくのは間違いなく、

そこに対してコンテンツとウェブマーケティングの知識をフルに使ってサービスを投入すれば、ある程度は戦えるんじゃないかと。

 

実際に立ち上げて1年半、月商50万円と小規模ではあるが、

事業として成り立っており、業界で3位〜4位ぐらいに成長している。

 

商売を立ち上げるというと、誰もやったことが無いような事業で

新たな市場を切り開くようなものでなければならないイメージが強いが、

そんなことができる卓越した人間はそう多くはないのではないだろうか。

まずそんなものができる人が、最先端の研究者でも無ければいないし、

さらにそれをビジネスとして成功させるのは全く別の才能が要求されるだろう。

 

それよりも、市場調査をしっかり行って勝てるフィールドを見定めることが大事で、

それがしっかりと出来ていれば、どういったサービスを立ち上げるべきかは自ずと見えてくるように思う。

 

無職ゆえに、自分で生き抜く方法を真剣に考えねばならない。