結果とプロセスのどちらが大事かとはよく言われる。
自分は、以前はビジネスなんだから結局は結果が全てと思っていたけど、今回の仕事を通じて、考えが変わった。
一発勝負の状況でない限り、というか継続的に利益を出していくことが肝要である多くのビジネスでは、プロセスの方が大事ではないか。
なぜかといえば、結果は結局運や環境に左右されることが大きいからだ。全てが実力ではない。
実力が伴っていなくても、やり方が間違っていても、たまたまいい顧客を担当できたり、市場が良ければ結果が出てしまったりする。
しかし、これは一時的なものに過ぎない可能性が十分に有る。プロセスを軽視して結果だけを見ていると、そこを勘違いしてしまう。
そのまま胡座をかいていれば、いざ環境が変化したりして売上が落ち始めた時、なんの対処もできなくなってしまう。
逆に、常にうまくいくためのプロセスを意識していれば、うまくいかなくなった時でも淡々とプロセスの中でどこに問題が出ているのか、どう改善すればいいか、すぐに把握して対処することができる。
自分にとっての勝利の方程式を常に意識し、アップデートし続けること。
なぜ結果が出たのか、うまくいっているのか、説明できないような成功は吹けば飛ぶようなものでしかない。
これがビジネスに携わる者として肝要であると思うこの頃であった。