転職失敗→半年で会社辞めた31歳ダメ人間の徒然。

某大手IT企業を8ヶ月で辞めて無職になった男に明日はあるのか。

入社1ヶ月の所感。

といっても研修等もあり、まだ実務にアサインされて数日だが、客観的に自分の状況を把握するためにも、現状感じることを記録しておきたいと思う。

 

<会社のカルチャーについて>
客観的に見ても、自分がこれまで在籍した会社と比較しても、相当にホワイトだと思う。

・ほぼフルリモートワーク可能。
・穏やかな人が多く、パワハラしそうな人いない。質問や相談しにくい空気は感じない。
・無駄な会議はなく、時間通りに終わることが奨励されているし、実際だらだらと延長することはほぼない。

・部署間の縦割り的なものはなく、必要に応じて部署間での相談や融通も普通に可能

・業務を効率化するためのツールが積極的に導入されている

・上記により、19時にもなると営業系の部署以外はほぼ退社している
・新卒3年目までの離職率0%(4年目以降は未確認)
・有休等の取得、過度の残業等はこまめにチェックされており、管理部門からチェックが入る。


社長がインテリのためか、全体的に合理的に運用されているように感じる。

基本的に性善説というか、社員を管理しようという感じはなく、自主性に任せているように感じられ、居心地は良い。

 


<自身の立ち位置・状況について>
・諸々の社内インフラの運用にはようやく慣れてきた
・事業の具体的な状況については、固有名詞含めてまだ理解できないない点が多い。
・配属されたチームは体育会系ではなくスマート系の雰囲気。人当たりは良いが過度に干渉はせずで、個人的に居心地は良い。社内でも優秀な方を引き抜いてきたとのことだったのは伊達ではないのだろう、皆さん実務能力も高い感じがある。
・当該分野での経験が豊富な中堅として期待されている感はある。現在の部署をこうしたい、このようになってほしい、という要望はめっちゃ来る。
・部長は現在自分が関わっている実務系の業務のほぼすべて渡したいという考えのようである。現場で実務を回すリーダーとしての立ち位置
・一方で、自身が管理職として転職するのが初めてであることもあるが、担当業務というものがあるわけでなく(しいて言うなら事業全部)のため、微妙にどのように業務に入っていくか悩んでいる。

 


<担当事業の現状について>
●選考時よりも厳しい状況。年間の目標は50%を軽く下回ると思われる。
・原因①:絶対的に人手が足りていないように見える。色々と引き合いがあるようなのに機会ロスが発生しておりもったいない。
・原因②:下記の理由により上層部がマネジメント力を発揮できていない
 →メンバーの語学力に課題?現地支店、代理店のプレゼンや議論に入っていけていないように見受けられる。
 →上記により、重要な問題が上層部に共有されず、適切な戦略や対応が取れていない?また、複数国をまたいだMTGであるにもかかわらず、各MTGのあとで議事録等が共有されないため、参加者がしっかり内容や次へのアクションを把握し、動けているか疑問がある。
 →人数不足&若手が多いため、上層部自ら現場業務に入らざるを得なくなっている。
・原因③外部要因:割愛
●他と強力に差別化された絶対的な商品や技術があるわけではない。どのようにブランディングを行っていくか。

 

 

<今後自分としてどうしていくか>
・まずは現状を把握する。代理店との関係性や事業の濃淡など
・無理に存在をアピールしたり、業務に入っていくと現在の各担当者の反感を買ったり、代理店や支店との間で混乱が生じることもあり得る。(そんな嫌な人はいないと感じつつも)それは避けたい。というかそもそもいずれも優秀な方々なので、無理に入っていく必要性もないと思われる。
・まずは彼らのサポートという立場で業務に入っていく。上記の通り人手の不足や語学力の面でのビハインドは明確に存在しているので、重要業務であってもこぼれる仕事は出てくると思われるので、それをフォローしていく。それにより信頼を得ること。
・上層部の現場からの切り離す。現在関わっている仕事を巻き取り、マネジメントや戦略策定、決定に集中してもらうような構図を作っていく。
・上層部と現場、代理店など、情報共有の徹底。前職でも経験したが、打合せをして話し合ったのに、結局誰も次に何をやるべきかを把握していないという事例は想像以上に多かった。母国語以外でのやり取りであればなおさらである。

 


上記の一方で、既に商品に対しての引き合いがあるのは強い。
適切に代理店を策定して販路の拡大、商品露出、ブランディングを行っていけばそれだけで売上は伸びていくだろう。その事例も存在している。


上記を成し遂げるために必要な時間軸(個人的な肌感覚では数か月~半年)と、上層部が求めるスピード感(今すぐにでも)はかなりギャップがあるように感じられるが、それはもう仕方ない。


そもそもそんなに人間関係に長けた人間じゃないしね…。

焦らずにぬるぬるとやっていくだけである。