私が大好きなマーケター、金森重樹さんの著書を久々に読んでいた。
マーケティングとは、大雑把に言えば、お客さんが向こうからやってきてくれるようにするための、売れる仕組みづくりのことです。
これに対して、営業(セリング)とは、売り込み方を追求していく活動です。
マーケティングは市場調査だとかアンケートだと勘違いしている人も多いですが、
集客の仕組みづくりなんですね。
これまで、イベントやウェブや雑誌を使って、マーケティングと名のつく業務に多く携わってきたが、
対応する市場が大きく複雑だったこともあり、時にクリエイティブのクオリティや、それを実現すること自体が目的化してしまい、それらの1つ1つの施策が、マーケティングという活動の中でどういった位置づけになるのか、あいまいになってしまうこともあったように思う。
そういう意味で、現在規模は小さくても、自分のサービスにアクセスゼロからどうやって集客し、コンバージョンさせるかを考えてきたこの2年間のほうが、マーケターとしては重要な経験を積んでいるのかもしれない。
そして、本当の意味でマーケターとしての経験と実績こそ、私が今必要としているものなのかもしれない。
自分がガンガン営業してものを売り込んでいく。
それよりも、市場を見極め、商品を作り、集客をし、売る。
その仕組を再び、さらに大きな規模で作り上げることをこそ、やりたいのかもしれない。