転職失敗→半年で会社辞めた31歳ダメ人間の徒然。

某大手IT企業を8ヶ月で辞めて無職になった男に明日はあるのか。

悩む。

正直現職を辞めて次の会社に行くかどうか悩んでいる。有給をもらって頭を休めている。

 

オファーをもらった直後はとても嬉しかったが、
色々な考えが頭をぐるぐる回って踏ん切りがつかない。

 

転職して全てうまくいったなら、という前提ではあるが、整理しておきたいと思う。


<現職について>
【いい点】
・勤務形態が自由。ほぼ定時上がり。在宅も必要に応じて取得可能
・悪くない待遇
・自分の業務をわかる人間が他にいないため、かなりの割合で自分の裁量で仕事を回せる
・これまで2年間の貢献?も含め、業績・ノルマを厳しく問われることはない
・人間関係が良好でノーストレス
・そこそこネームバリューがあり、外部的な信用がある
・ゆるく働いていてもどうにかなる

【悪い点】
・2年間でわりと明確に実績を出したのに給与上がらず(というかオファー時より少し下がった)、昇進もせず。
・2年間で色々頑張った結果、担当某国事業の問題が明確になり、経営陣が某国へのやる気を失った
・上記の会社の姿勢+商材と外部環境を見ても今後数年以内での海外赴任等は可能性はほぼない。というか出張すら2年近く行っていない
・上記により海外事業担当としての経験がこれ以上上がらない。
・入社時に描いていた、海外拠点に赴任してアジア全体を見ていくという理想像が描けなくなった
・あと2~3年いても上記の状況は大きくは変わらない。経験やスキルも上げられない


<転職するメリット>
【仕事】
・海外事業の担当者として、さらに1段上の経験が積めると思われる(事業経営クラス)
・新しい業界を経験できる
・高価格商材かつライフステージの深いところに関わる事業であり、誇りをもって働けそう
・上記に伴いお客様のライフステージや、インバウンドに関わる新規事業への取り組み意欲もある
・某国でのこれまでの経験とスキルを高く買われており、早ければ半年以内に海外赴任が実現する
・これまで深く関わってきた某国以外へ赴任できる可能性がある(特に英語圏

【待遇】
・海外赴任に関わる手当が手厚く、年間数百万円単位で貯蓄が増やせそう
・RSUのような制度があり、もしも上手くいけば普通なら5~10年分くらいの資産が一気に築ける可能性がある

【家族・プライベート】
・家族で海外生活できるのは非常に貴重な経験
・手当で子どもをインターなどに行かせることができるかも
・奥さんが職場復帰しないことで、早期に2人目、3人目のことを考えられる

【将来】
・海外赴任して現法の社長、副社長クラスとして実績が上げられれば、待遇は確実に上がる
・上記に伴い、今後も同職種で生きていくならば仕事に困ることは無くなると思われる
・仕事と並行して順当に投資・資産運用できれば40代前半でのFIREも見えてくる


<転職するデメリット>
【仕事】
・全く新しい業界で、これまで全く興味が無かった分野。モチベーション高く働けるか不安
・上記に伴い、現職&前職で培ってきた人脈は基本的に直接は使えない
・現職とはかなりカルチャーが違うようである。適応していけるか不安
・業界としては今後ゆるやかに右肩下がりが見込まれ、競争も激しく、差別化も難しい。
・マネジメントが求められる可能性が高い。うまく仕事を回して成果を出せるか不安

【待遇】
・海外赴任しないと基本給は上がらない。というか住宅手当が無い分、国内にいると下がる

【家族・プライベート】
・奥さんに仕事を辞めてもらわなければならず、彼女のキャリアを止めてしまう。
・上記に伴い収入が一馬力となり、国内にいるとかなり生活が苦しくなる
・投資用のローンが実質ほぼ組めなくなるなど、出来ることが制限される
・両親・義両親に子供を会わせられる機会が減ってしまう
・今の住環境が気に入っており、離れるのがつらい
・日本の友人たちと離れ、新たに現地で人間関係を築いていくのが正直億劫になってきている
・妻も仕事を辞め、しばらく住宅ローンは組めない。マイホームが買えない
・関わりのある友人知人家族に「あいつまた転職したのか」と言われる

【将来】
・職務履歴に「2年勤務」の転職実績が増える。ジョブホッパーとしてみなされるリスクが上がる
・前職、現職で一貫していた業界の一貫性が無くなり、キャリアの一貫性が若干弱くなる
・海外赴任も伴い、おそらく5年間は自分で商売を始めるなど大きなキャリア転換はできない

 


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<考えらえる行動>
①新しい会社に転職する
+:新たにスキル、経験が積み重なる。収入を維持しつつSOで資産形成の可能性
-:万が一環境が合わずまた短期離職した場合、相当苦労する。妻も仕事を辞めており生活の維持が非常に大変
②現職に留まる
+:特にリスクはない
-:成長はない
③現職に留まりつつ転職活動を継続
+:特にリスクはない
-:希望通りのオファーが出るかは未知数


ここまで書いてきて、自分でも最も気になっているのが「新しい転職先の事業へのモチベーション」である。
海外事業という点にばかり惹かれてしまい、根本的な中身への興味関心や、絶対にこれを広めていきたいという思いが正直希薄なところがある。

別にそれが悪いことだとも思わないし、それを問わずにそれなりの待遇でオファーを出している以上は、
先方としてもそこまで重視していないのかもしれない。

まあ…こういう風に選択肢を与えて頂けているのは本当にありがたいなと思う。
こんな風に書き出してみたとしても、結局はやってみないと解決しない不安が多いし、
「選んだ道を正解にする」という姿勢が一番大事なんだろうけどさ。