以前こんなことを書いた。
興味をもったことにどんどん手を出してみるのは大事。
それは間違いない。
でも最近は、やりたくないことを可能な限り避けるだけでも、
幸福レベルは結構あがるのでは無いかと感じている。
よく好きな事を突き詰めた先に本当にやりたい事が待ってるって言われてるけど、私の場合とにかく沢山試してみて、嫌だと感じた事を全部辞めていったら今のスタイルに落ち着きました。そこまで好きな事ある人は少ないので、嫌だと感じた事を辞める方が案外快適な生活が待ってるんじゃないかなと思った。
— 隠遁人妻26歳@note発売中♡ (@atasihaOTMA) October 17, 2018
今の会社に入って10ヶ月経つが、わりと今の状況に満足している。
それは私が前の会社で嫌だと感じたことを徹底的に避けられているからだと思う。
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・朝7時半出社から19時すぎまで拘束。遅い時は夜24時すぎまで仕事
→朝9時半出社、自分の仕事さえ終わっていれば18時過ぎに帰ってOK。
・社員がアホみたいに多すぎて、サービスについて改善が必要な点を感じても誰に言えばいいかわからない。てか上司も先輩も誰も把握してない。
→全社で40人位の会社なので、担当者に提案しに行けば5分で解決
・業務時間は電話かけた回数までセールスフォースで管理されてネチネチ言われる
→ちゃんと担当業務を進行&報告をしていれば業務時間中何しててもOK。
・顔も知らん連中が勝手に決めたよくわからないキャンペーンやら何やらで振り回される。
→基本社長も含めて全員知ってるから、疑問に思ったことは聞きに行けばOK。
・変に意識高い社員が多くて、「がんばるぞ、エイエイオー!」とか全員でやらされるキモい儀式がある
→無い。中途が多いせいか、みんな優秀だけどいい意味で冷めてる。
・いけてない商品やらサービスを売りつけさせられる
→いまの会社のサービスはかなり好き。友達に自慢したくなる
・定型業務を延々とこなすだけ
→いろいろな取引先と関わるし、自分次第であらゆる分野のメーカーを開拓できる
・新卒など既存の人の内輪ノリみたいなのが強い。社員がなんか同質的。
→いまの会社は中途が9割だからそういうのは全然ない。みんないろいろなバックグラウンドがあって面白い。
・ずーっと本社。出張もなし。
→毎月海外も含めて出張行ける
・上司・先輩が変な人。相談やら質問するとキレる。
→今の上司、先輩はとても親切。
・毎日満員電車で通勤
→通勤は自転車で5分
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なんか書き出したら思いの外たくさんあったな…。
前職は正直入社して3日で「これ無理じゃね?」と思った。
それでもなんとか9ヶ月続けたわけだが、もう少しで限界を超えてしまうところだった。
今の会社は仕事をすればするほど知識ややり取りする人たちも増え、面白さが加速していく感じがある。
それは、前向きに仕事を続けられているから。
その根底にあるのは、いまの環境にいても「不快」に感じることがとても少ないことだと思う。
何かを成すために「続ける」ことはとても大事。
どんなことでも、先達のアドバイスをもらってあれこれ工夫しながら一定期間続けることができれば、それなりの水準になるし、そこまで行けば面白くなっていると思う。
仮に、それが元々すごくやりたかったことではなかったとしても。
逆に言えば、「続けられる」環境を見つけることが、仕事を面白くするための最も大事な要素だとも言える。
そのためにも、それを阻害する「自分が嫌だと思うこと」をできるだけ排除することが、やりたいことを見つけること以上に大切なのかもしれないですね。