これは本当に大事。
人間は完璧じゃない。間違えることは誰にだってある。
そこで自分の道を修正することは容易ではない。
T君のすごいところは、自分で自分の人生の大きな選択肢を“選びなおした”ということです。
15、16歳の少年が自分の夢を強く描き、一度入った高校を辞めるという、大きな選択の修正をしたわけです。その選択肢はチャレンジングなものでしたが、彼の行動は早かったです。
人生の選択肢を選び直すときに、考えるべきなのは、“今どうあるべきか”、それだけです。数十万の入学費を払って学校に入っても、そこが間違った場所だと思ったら、すぐに辞めるべきなんです。
一度『その場所』にハマってしまうと、『そこにいろ!』という強烈な圧力がかかる。
『石の上にも三年』何ていう言葉はその象徴だろう。
これまでその価値観が優先される環境にいて、大なり小なり成功体験を積んだ人間ほど、そこから抜け出すのは容易ではないと思う。
自分もそうだった。
その重力を振り払うためには、『自分はこうありたい』という強いビジョンが絶対に必要だ。
上記記事の中で、高校生にしてそれを持ち得ていたTさんには本当に感服を覚える。
彼のその後は述べられていないが、きっと成功していることと思うし、そう願う。