努力することは、目標を達成するための実力や経験、スキルと目的地へのギャップを埋めるため。
そう考えていたし、特に10代の頃などはもちろん大事な要素だと思うのだが、
それ以上に、具体的な目標がなくても、いまの仕事や人生を良くしていくために、毎日何かの努力を続けていくことは、
『運を引き寄せるため』に大事なことなのではないかと思うようになった。
毎日努力を続けることの一番の効力は、様々な物事や周囲の人へ、謙虚で真摯になることではないか。
自分にはまだまだ足りないものがある。それが毎日再認識できるのだから。
そういう人間に、周りが好意を持たないわけがない。結局運というものの大部分は、どれだけ周りの人から機会を与えられるか、ということに大部分が依るのだから、結果的に運を引き寄せる。
そして、それを積み重ねていくことが自分自身にとっても自信になっていく。
それは、ある意味『祈り』のようなものなのかもしれない。
聖書にもある。
『人の心の高慢は破滅に先立ち、謙遜は栄誉に先立つ』と。
神は、謙虚な者を愛する。