転職失敗→半年で会社辞めた31歳ダメ人間の徒然。

某大手IT企業を8ヶ月で辞めて無職になった男に明日はあるのか。

『キモくない』ことの大切さ。

ジョブチューンという番組が好きだ。

 

ネプチューンが司会のバラエティで、コンビニやファミレス、回転寿司など、外食チェーンのメニューを一流のシェフやパティシエが評価するという番組である。

 

それぞれの会社の商品開発に関わる方々の熱意や、メニューへのこだわりが感じられて、見た後はコンビニやファミレスに走ってしまうこと請け合い、食べたら食べたで美味しさ2割増しに感じること請け合いである。

 

自分も以前似たような仕事に携わっていたこともあり、低評価でボコボコにされて、開発担当の女性が涙ぐんでいたりすると、気持ちがシンクロしてこっちまで辛くなってしまう。

 

そんなわけで、毎週土曜日に家にいる時は専ら家族と視聴しているのである。

 

***

 

先日、いつものように同番組を観ていた。

とある飲食チェーンの回で、40代後半くらいの開発部長と、若い担当者の方が出演されていた。

 

出てきたメニューは概ね高評価、紹介VTRも美味しそうで、今度行きたいね〜なんて言おうとしたら、奥さんが何気なく一言。

 

「こんな気持ちの悪いおじさんが作ってると思ったら全然食べたいって思えないわぁ」

 

…確かに部長の方はお世辞にも見た目が良いとは言えないおじさんである。

肌もシミだらけ、脂ぎっている感じで、あまり清潔感を感じない。ねちゃっとしている感じを受けた。

 

「なんでこういう人をテレビに出すんだろうね。出すならせめてメイクなりしてあげれば良いのにね。」

 

ずいぶん辛辣だなぁとは思ったが、特にまだオジサンとは無縁の若い女性などはこういうことを率直に感じているのだろうと、ハッとした。

 

その会社の商品がどれだけ良くても、その会社の人がキモかったら買う気が失せるのだ。

口に入れるようなモノなら尚更である。

 

自分もそういう業界、なおかつオジサンに両足を突っ込みつつある年齢である。

 

今の時代、髪型や服装を整えるだけでなく、脱毛、シミ取り、肌のケアなど、やれることはいっぱいある。同年代でも、その辺りの意識の差が強烈に現れ出しているようにも感じる。

 

この業界に携わる以上、気をつけなければならない。

 

…はぁ。